題名:YD合コン(4章)

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日付:1998/1/10

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4章:今日のホームラン

というわけで今日の反省会になったのである。しかしあまり話すことはなかった。会が盛り上がったことについては誰も異論はなかった。強いていえばMARINEが今一つ会話に参加していなかったようにも思えたが、誰かの観察によると「結構楽しそうににこにこしていた」そうである。みんなで話す状態だったので、特に目立った動きをした人間がいたわけでもない。さてここでYDは実は段ボールと二人の世界を構築したかったのであるが、幹事としての義務から回りに気をつかって、それができなかったと言った。そして彼は「段ボールはいい子ですよ。2次会があったら行こうと思ってたんですけどね。私は結構まじに狙ってますからね。」と宣言した。その後STの感想を聞いたところではSTもあの中では段ボールがよかったという。従って会話が二人の世界パターンになっていたとしたら結構YDとSTの間で火花散る戦いがあったかもしれない。

なぜだかこの反省会はその後会社に関するけっこうまじな話題になってしまったのでそれ以上女の子に関する論議はなされなかった。

 

YDとSTといっしょに彼らの寮まで帰った私は彼らの「段ボールの口紅と、マニキュアの色はあの清楚な感じのワンピースにはあっていない」という会話を聞いてみんなよく見ているなあと感心した。そしてSTに車で寮まで送ってもらって安らかな眠りについた。

 

今後の予定?それはYDの力量にかかっている。全てはYDがPENTAXに女の子達の我々に関する感想を聞いてからのことだ。YDは彼の属する-つまりKWも属するわけであるが-グループと女の子達でバーベキューをするというプロジェクトを実現させようとしている。そして彼らのグループに属してはいないが私とSTも混ぜてくれると約束した。もし話が成立すればである。従って今後に関して期待がもてないわけでもないわけだ。しかし確かなところはGOK, God Only Knows -神のみぞ知るところである。

 

とにもかくにもとかく気がめいりがちな毎日にあって楽しい一晩をすごさせてくれた皆様に感謝の念をあらわしたい。

 

初版:93年9月7日回覧

 

 

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注釈

結構マジに:YDのこの発言について文句がある人は手を上げなさい。戻る