題 名:巡り巡って

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日付:2007/7/2


赤田大仏: 秋田県(2007/8/12)

と いうわけでとりあえず道ばたに車を止め地図を見る。えーっとこっちのほうだから、ということで見当をつけた方角に進む。そのうちなぜか元の場所に戻る。こ れではいかん、と再度地図を見て少し違った方に進む。すると細い山道(ただし先ほどとは谷を挟んで反対側)になる。変化があるということは良いサインと考 えよう。そこからまた山を少し下りて開けたところにでて走ることしばらく、ようやく目的地が見えてきた。
看板
駐車場に車を止めると、道を渡り歩き始める。緑の下階段を上るとこのような光景が広がる。
全景
こうしてみるとどことなく岐阜の「かご大仏」を思い出すが、中身も岐阜にある二つの仏様をなんとなく思わせるような作り、と知るのは後の事である。さっそく靴を脱ぎ階段を上り扉を開ける。すると十一面観世音菩薩とご対面である。
全体像
大仏と聞くと座っているように思うが、立像である。「赤田の大仏」は通称なのだそうな。お堂の中に一人直立するそのお姿は「飛騨大観音」を思い出させるが、こちらはあのような「荒々しい木肌」ではない。金ぴかである。というわけで周りを回ってみる。後ろにはこのような階段があるが、その先はどこにもつながっていないように見える。
階段
珍寺大道場の記述によれば、この先に屋根裏に登ることができる穴が開いているとのこと。屋根裏に登った後はどうなるか私にはわからないが、いろいろメンテナンスをする必要があるのだろう。後ろにはこのように名前を書いた小さな仏様がびっしりと並んでいる。
群佛
こちらは像の右下からのショット。
右下ショット
などと私がやっている間にも、ぽつぽつと人が来る。あまりねばって写真など撮りまくっていると変な人と思われても困る。いや、確かに「変な人」なのだが、相手を不愉快にさせるのは困る。というわけで外に出る。ふと外の柱を見て妙に凝った木彫りがされていることに気がつく。
木彫り細工
あまりこうした建築を見たことがない私が言うので信用できないがここまで細かい細工が施されたものは日光東照宮あたりで見ただけのような気がする。元々いつも言っている場所が普通でないためかもしれないが。
別 の看板を観ると、もうすぐ「赤田大仏祭り」が行われるとのこと。神明社に前日から安置されている長谷寺の赤田大仏の胎内仏を神輿に乗せ長谷寺に向かうのだ そうな。神社もお寺も難しい事言わず、一緒になってお祭りするのがすばらしい。ビバ!日本の宗教である。と書いていて思ったのだが、神明社に胎内仏持って いくときも何かするのかな。夜中にこっそり、とかいうと泥棒のようだし。
と いったところで赤田大仏こと菩薩像の見物はおしまい。ハンドルを握ると帰路につく。秋田に戻るとその日は新庄まで行く。翌日は新幹線で自宅に帰った。さす がに早い。が新幹線だと途中通過した場所が単に「寝る時間」とか「PowerBookをいじる時間」になってしまうなあ。意義深い鈍行列車の旅だったが、 はて、またチャレンジする機会は訪れるのだろうか。

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注釈