映画評

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メリー・ポピンズ リターンズ:MARY POPPINS RETURNS(2019/2/02)

今日の一言:エミリー・ブラントに1000円

実は前作を見ていない。有名な映画だからところどこのシーンは何度も見たけどね。なんだか空から傘をもったお姉さんがが降りてくるのでしょう。

というわけで見始める。舞台はロンドン。冬だからそらはどんより。そこに明るい歌を歌う街灯係のお兄さん。そのアンバランスさがちょっと面白い。

前作子供だった男が大人になり、子供が3人。しかし妻は死別してしまったらしい。このパパのダメ男さ加減を見ているとイライラする。借金し特に理由もなく返済を怠ったがために家を差し押さえられる。うん。それはしょうがないよね。そこまでやっておいて「よよよよ。奥さんが生きていれば」とか、あんたバカ?

でもって差し押さえする銀行の頭取がコリンファース。なぜ彼がそうも差し押さえたいのかも「もうかるから」ではよくわからん。最後種々の事情によって時間をかせがなくてはならない。街灯係の一団がビッグベンによじのぼって一生懸命するのだが一歩及ばない。突然メリーポピンズが空を飛びあっさり助ける。あんた最初からそうしなさいよ。メリル・ストリープもどう考えても余分としか思えぬし。というわけで昨今のディズニーの伝統に従い話の筋はどうにも弱い。

しかし

そんな不満を忘れさせてくれるのが、私が最近愛しているエミリーブラント。彼女はまず立ち姿が美しい。背筋がすっと伸び、キリッとした立ち姿は原作に近いという「ツンツンしたメリーポピンズ」にぴったり。そして踊りの素晴らしいこと。長い手足を存分に活用して見事なダンスを披露する。歌は今ならどうとでも上手にできるが、この踊りまでは(多分)CGでなんとかはならんだろう。彼女がでてこない場面でも群舞がすばらしい。

というわけで、この映画に支払ってもいいと思う1080円のうち、1000円はエミリーブラントに払いたい。彼女を見ていると、邦画にでてくる歌も踊りも演技もできず静止画すら作れない「芸能人」とは一体なんなのかと思えてくる。


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注釈