題名:五郎に関するFAQ(Frequently Asked Questions)

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日付:2000/11/20

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The BIG GAMEに関する記述

以下は1996年から私がNftyのAmerican Footballフォーラムに書いているThe BIG GAMEの感想である。読み返してみると知らない人には全く何のことかわからない記述の連続だが、まあ毎年こうやって騒いで居るんだ、ということでここに密やかに書いておく。

2001年 | 2000年 | 1999年 | 1998年 | 1997年 | 1996年

2001年11月18日

朝起きる。そうだ。今日はThe Big Gameの日だ。寝ている場合じゃない。しかしきっと今年は大丈夫だよな。。。今から思えばこんな「ふつうは意味があるのかもしれないけど、このゲームに関しては意味がない」楽観を抱いたのが間違いでした。

早速ネットに接続。スコアは。。。21-13?接戦じゃないか。どっちが。。よかったStanfordだ。

泡食ってオーディオをつなごうとする。しかしその瞬間気がつく。そうだ。今年はパソコンもOSも変えていたんだった。あれをダウンロードしたり、こっちをいじったりの格闘が続く。

その間はしょうがないからScoreだけを文字でみる。ああ。C○LがTDだ。。21-20。次にはStanford TD!Yes!しかしどうも動きがよくわからない。C○Lの10yardまで進んでいるのに点が入らずサイド変わっている。。後から聞いてわかったことだけど、この日Stanfordはキックをブロックされたり、ペナルティを連発したり、、、

4thQにはいりようやくオーディオがつながったところでStanford TD!これで35-20.

これでほっと一息つけ、朝飯のパンなどかじり始める。

しかしそのあとすぐC○LがTD。。。おまけに2 point conversionが成功し35-28,,これで1TD Game...

残り6分少しになったところでKey 3rd down conversion. Stanford 46から、、となったところでFumble - Turn Over...しかし4th and 4までいったけどなんとか防ぎきる。

しかし次のドライブでは進めず、3;41残り時間でC○Lにボールが渡る。しかしこちらも進めずpunt,C○LはTime outを全部使ってもう一度Offenseをするつもりか。。1回でも1st downがとれれば、、ああ、なのにStanford進めない。。

しょうがない。Puntだと思ったらKickerにC○LがContactした、、しかしFlagが飛ばないなと思ったらだいぶ後になって黄色い布がひらひら(想像図)これでStanford 1st Down.やった。後は時間を使うだけだ。

残り30秒でStanford Punt.アナウンサーがいう

「C○LはBandの中を走り抜けるわけにはいかないね。連中は閉じこめられているから」

C○L最後のプレーはLong Passだったようですが、Incomplete.

Final Score Stanfoed 35-C○L 28

しかしなあ。。こちらは絶好調。あちらは全敗だというのにこの緊張感。。。にやにやして半分あくびでもしながらみることができるThe Big Gameといのは存在し得ないのか。。

なにはともあれあと2試合+1試合残っておりますがそれがどんな結果になっても気にしない。This year is a great year!

G.Otsubo@We got the Axe!

 

2000年11月19日

Stanford 36, Cal 30

本日の観戦者

私:Go Stanford !

父:のんびり新聞を読む

アイちゃん:実家の犬。Footballには無関心

 

朝おきてスコアをみる。Half Timeで16-7 Stanford リード。でもスコアリングを観ると、Blocked Puntのリターンとか例によってあれこれやっているよう。 

よし。今期初のAudioだ、と思うと、なんとReal Palyerをアップグレードする必要があることに気がつく。ええい。この緊迫した状況に、といらつきながら、最新版のReal Player(6MB)をダウンロードしてインストール

ようやく愛機PB2400から音が出だす。アイちゃん。英語の割れた声に警戒感を覚えたらしく、Macintoshのところによってきて吠える。

 

しばらくMacintoshに頭をたれて聞き入る。どうにもStanford側のAudioの調子が悪い。Macintoshに頭をたれる人間、それを不思議そうな顔で見つめるアイちゃん。どっかの音響メーカーの逆ですな。しょうがない。不本意ながらC○L側のAudioに切り替える。

 

3rd Q.なぜかC○Lの調子がよい。いきなり3 yard Lineまできて、お願い。そこで止まってちょうだい、という祈りもむなしくTDを決めてしまう。しかしPATをミス。(ほほほほ)これで16−13

次のシリーズStanfordは全く進めずパントをけっ飛ばす。ところがこのPuntがろくに飛ばない。C○Lはそこからわらわらと進んでなんとTD。今度はPATも決まって20-16。逆転。アナウンサーは

"Obviously momentum has changed !"

とご機嫌。 

頭を抱えて部屋を歩き回る。アイちゃんは怯えた様子。ああ。こんなことになるとは。どうにも今の調子では勝てる気がしない。いっそこのままAudioを切ってどこかに逃亡してしまおうか。

「探さないでください」

とだけ書き置きを残していこうか。

次のシリーズ。Stanfordは頑張って3yard Lineまで進む。

ところがそこから全く進めない。3rd and Goal from 3yard lineも結局進めず。。。。と思っていたら4th DownでTD!YYYYES!とそこら中飛び回る。アイちゃん。心底怯えてテーブルの下に逃げる。怯えたアイちゃんにかまわず私わめきまわる。アイちゃん。

「何だこれ」

という目でテーブルの下から見つめる。

よーし。これで23−20。。と思っているまもなくC○Lはわらわら進む。TDはふせいだものの、Kick is Good...23-23のタイ。ここら辺からOverTimeに言及しだす。

次のStanfordの攻撃は25yard Lineから。2nd Downでいきなりアナ氏がわめき出す。何が起こったかと思えば、どうやらレシーバーが一旦Out of boundsになったと誰もが(C○Lの選手も含めて)思ったらしいが、そのまま走って75yard RunのTD!!私は再びはね回り、アイちゃんはまたテーブルの下に戻る。 

次のC○Lのオフェンス。残り4:17でStanfordがインターセプト。うはははははは。これで勝ちだ。正義は勝つ。うははは。と私すっかりご機嫌。アナ氏は 

「こういう風だから今シーズンはいまいちだったんだよね。これでStanfordは6連勝か。。」などとつぶやきだす。 

Stanford、何故か1st Downがとれない。PuntでPenalty。ちょっといやな予感がし出す。

しかしStanfordのDefenseががんばり、なんとかくい止めたかと思った瞬間、StanfordにPersonal Faul。そしてあろうことかあるまいことかCALが残り2分を切ってTD。。。30-30のタイ。すっかり動きが止まった私に安心したか、アイちゃんテーブルの下から出てくる。

 

結局そのままOver Time - 延長戦へ。アナウンサーはいかにC○Lが有利か数字をならべだす。曰くこの延長戦の制度が導入されてからC○Lは4度Over Timeをやったが3−1だ、とか。今シーズンはUCLA相手にOver Timeで勝ったとか。あるいはOver Timeになるとホームチームが80%の確率で勝つとか。

 

さて、コイントスに勝ったのはStanford.C○Lの攻撃でスタート。あまり進めず37yardのFGトライをするが、ここでいきなり"False Start"(ほほほほ)。5yard罰退で、42 yardのFGを外してくれる。これでだいぶ精気が戻る。アイちゃん再び怯える。それまで悠然と黙々と新聞を読んでいた父はアイちゃんに向かって

「おもしろいだろう。人間にもああいうのがいるんだよ」

と話しかけている。

変わってStafordの攻撃。1st Downはパス失敗。2nd down at 25yard で、誰かがTEのカバーを忘れたらしい。楽々25yard のTD。

 

最終結果 Stanford 36-C○L30

 

Footballに興味のないアイちゃんには迷惑な話だったのでしょうが、しかし彼も天地の理が正しくあることを知ればきっと喜んでくれると思うのです。しかしまあよくもこう毎年やってくれるもんだ、という気がしますが、これもStanfordファンの宿命。しかしこの勝利で心晴れ晴れと新世紀が迎えられるというものです。 

G.Otsubo@We got the Axe !

 

1999年11月21日 

Stanford 31- C○L13

朝の4時半に一度どっかのFM局につなぐ。どうやらちゃんと聞けるようだ。。。そこからまた眠るわけにはいかないので、なにかごそごそやっている。

時間はすぎて5時20分。そろそろつなぐか、と思って接続を試みると「サーバーは能力一杯です。またつないでね」とメッセージが。 

泡食って別のサイトにつなぎ直す。 

大歓声の中試合がスタート、コイントスに勝ったのはC○Lしかし最初の攻撃はStanfordから。。。このドライブ、Husakがぽんぽん進み、いきなりTD!

Stadiumと日本の某都市にあるアパートの一室は大騒ぎ。

すごいぞ!と思って次のキックオフ。ところが今度はアナウンサの叫び声が。。なんやなんやと思っているとC○LがキックオフリターンのTD。。。

これで7-7。。。なんてことだ。

突如睡魔に襲われ(単に現実逃避したくなった、という噂もあるが)布団に潜り込む。

私が一番怖れていたシナリオ、というのは、この試合で天地の理に反したことが発生し、斧もそしてローズボール行きも泡と消えることだったのです。恐ろしいシナリオであり、起こりそうにないからこそ、このThe BIG GAMEでは起こる可能性があるってもので。。。そしてそれこそが「もちあげてどてっと落とす」Stanfordの本領発揮ということで。

 

うとうとしている間にスコアボードが浮かんでくる。いつのまにかStanford18-C○L0になってる。あれ?最初のKick off returnは?と思うとどこからともなく「あれはペナルティがあって帳消しになったよ」と解説がはいる。ああ。ありがたや。。

 

そこで目が覚める。やはり世の中そう甘くはない。

 

夢からさめてインターネットに接続。21−13.。うむ。やはりさっきのは夢だったか。。そしてキックオフリターンは現実に起こったことだったか。この点差でしかもThe BIG GAMEとなれば全く油断はできない。

音声を聞き始める。C○Lがファーストダウン。ここで「いやー、CALのファンの喜びようをみてみろよ。ファーストダウンで喜んでいる」

何の事だ?スコアは近いじゃないか?と思ってC○Lのスコアリングを見てみると、7点は最初のキックオフリターン、あとの6点はパントリターン。。。

そこから3回ファーストダウンが続くがなんとか止められる。次のStanfordの攻撃は自陣の10ヤード以内の位置から 

「ここまでずーっとStanfordがGood Positionを得ていたけど、ここで逆になったねえ」と解説者が言う。うーむ。やはり私が聞き始めたのがいけなかったか。。 

そう思っていると次のStanfordの攻撃、いきなり歓声が。何がおこったかと思ったらMoore君の94ヤードrun。スタンフォードの歴史のなかで2番目に長いRunで28−13.

次の攻撃でHusakがすごく長いパスを通す。大歓声。「ここでTDをとれればBearsを埋葬するってわかってるんだ」 

いきなりまたわらわら進んで1st and Goalしかしそっから進めない。3rd and inchesでも止められる。しかしその瞬間黄色いフラグがひらひら。。CALのオフサイドでゴールまでの距離が半分に(とはいっても数インチしか進んでいませんが)やれやれ、と思ったら次にはスクリーメージの後ろで止められる。

ぶつぶつ。しかしここでFGを決めれば3TDゲームだ。難しい位置になったがキックはGood!ところがその瞬間またもや黄色いフラグがひらひら。。

オフサイドだけどStanfordがDecline.31-13

うははっは。これで3TDゲームだ。と思った次のキックオフ。またもやすごい歓声があがる。Oh, No..

"Only Kicker can stop him....... He was down at Stanford-25yard..Just Kick Out of Bound!" 

とアナウンサーが怒鳴っている。。。。

C○Lはそこから1stダウンもとれない。聞けば、C○Lは二人QBを失って今日のQBはほとんど実戦経験がないらしい。。

"Now Stanford funs are feeling.. シアトルでもこの試合の経過が気になってるだろうねえ。。"

 

さて、Stanford進めない。しょうがないからパントをけっ飛ばす。。ところがまたもや黄色フラグがふらふら。。C○LのPenaltyでStanford automatic1st down.

 

その後進めないが、CALも進めない。残りが2分を切ったところでC○Lのパスをインターセプト!あと一回ひざをつけばおしまいだ。アナウンサーが叫ぶ。「選手がみんながバラを持っている!」

最後のknee down

"CAL can't stop the clock. 5,4,3,2,1 and here Stanford stadium just go crazy ! THis is the day you thought you'd never see again."

Tyron William はゲータレードから逃げ切った模様。試合が終わった後もC○LファンはStadiumを去らずにCelebrationに加わっていたとのこと。たぶん立場が逆でもStanfordのファンはC○Lを祝福していたでしょう。

私はといえば、コンピュータから流れるラジオに聞き入り、万歳をした瞬間、壁に指をぶつけて危うく捻挫するところでした。

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さて、私もこんな日が来るとは夢にも思っていなかったので、茫然自失の体です。

しかしもう来週もどうでもよい。Rose Bowlで50−0で負けてもどうでもよい。

(たぶん2時間後には別の事を考えていると思うが)

ただ今はStanfordを祝福したい気持ちと

>>3.Rose Bowl に例の Stanford Band が登場し、全米中継される。

>> (試合前のローズパレードも、ですね。)

このことさえ起こらなければ。。。ローズパレードにRose Bowl出場校のバンドが参加する事を知ったのは1992年の正月のこと。そのとき友達と

「StanfordがRose Bowlにでたら大変なことになるぞ」

と冗談まじりに語り合ったものですが、それが本当に起ころうとは。。。

連中が千載一遇のチャンスとばかりに蛮行を働くことは火を見るよりも明らか。

これから学校関係者の苦悩は続くことでしょう。。。

 

Congratulations! Stanford!

 

G.Otsubo@Anyway, we got the Axe again!

 

1998年11月22日

今日の行動。

朝起きる。寝ぼけ眼でInternetにアクセス。何?C○L3 - Stanford 0 ?

まだ1st Qだからな。。。

今年はReal Audioでのラジオ放送は聞いていなかったのですが、にわかに心配になってReal Playerをセットアップ。ラジオ放送に聞き入る。

そのままのスコアで前半終了。なんてこった。

朝御飯を食べにいく。

4th Qの最初から聞き出す。得点はStanford 7 - C○L 3。よしよしと思うがこ れからが大変でした。このQuarterに関するラジオのアナウンサーのコメント を引用しましょう。

「この試合を文章で表現するのは難しい。美しいゲームとは言えないが、とにかくドラマッチクだ」

とにかく今年はOffenseがすばらしくて、Defenseが穴だらけだったStanfordの はずですが、何故か今日は全く逆。

C○LがBig PlayをやってStanford20まで迫る!最低でもFGの危機か、と思っ ているとインターセプトでStanfordに攻撃が移る。わらわら進んで、1st and Goal at 2までいくのだけど、なぜかそこから1ヤードも進めない。しょうがな いからFG。

やれやれ、と思ってKick offをやると、何故かすごい歓声が。(ああ。ラジオの中継ってもどかしい)C○LがすごいKick off return. あと一人抜けばTD というところで、かろうじてタックル。

解説者が「いやー。今年は何回これを観たことかねえ。。」(私も一回観ましたが。StanfordのKick coverは今年の大穴だそうで。

しかしStanfordのDefenseがふんばる。C○Lの4th downの攻撃を見事に防い で、さあ。あと何度か1st downをとってFGでもけっとばせば勝利は確実だ!

思うとなぜか1st downすらとれない。しょうがないからパントを蹴ると、また もやすごいリターンにあう。

最後はなんと残り2分を切ったところで、C○LがStanford 20 yard lineまで伸してくる。しかしここからDefenseが(またもや)奮起し、TDを許さない。

C○Lはタイムアウトを使い切り、残りは1分40秒。あとは3回ひざをつけば、終了だ。と思っていると何故か最初にひざをついたのに時計がとまる。(何だこれは?)

アナウンサーが「Stanfordがパントを蹴らずに時間をつぶせるかどうか自信がなくなってきた。。」とか意味不明のことをつぶやいた後にめでたく試合終了。

天と地の理があるべき姿になっているのを知るのはとてもうれしいものです。

電話料金もインターネット接続時間も無視して1時間半も聞いていたかいが ありました。しかし毎年のことながら心臓に悪い試合です。

これで今シーズンもめでたくお開き。(丼試合って何のこと?)来年がStanford にとってGreat Seasonであることを祈りましょう。

ちなみに試合終了直後は恒例の学生フィールド上乱入があったようですが、去 年にこりて今年は警備員の数を増やしたんだそうで。きっと大きな混乱はなか ったことでしょう。

G.Otsubo@All right now!

 

1997年12月1日 

みなさん。朝が来ましたね。日は東から昇り西に沈み、そしてStanfordはThe BIG GAMEに勝ってAxeを所有するのです。

先週の週末はとてもとても楽しいものでした。日曜日は49ersのゲームをみて、朝5時半にDetroitにRed Eyeのフライトでついて、そのまま会社にいったのですが、もし日が西から昇るような事態になっていればずる休みしていたかもしれません。

まず朝Stadiumについて気がついたのは回りがC○Lのファンばかりということ。Visitor Parkingに駐車したので、まあVisitorといえばC○Lの連中ですよね。私がわざわざ伏せ字まで使って世の中からC○Lという文字を減らそうと努力しているのに、回りには”正しくない”色合いの青と黄色の色をまとって、C○Lというロゴのついた人達がうろちょろ。。。

試合前にNAVYのパラシュートが降りてくるすばらしいShowがあったのですが、そのパラシュートの色が青と黄色(C○Lのスクールカラー)であることから、私は何かいやな予感を感じたのです。

>>試合運びもまさに洗練されていて、clock managementのお手本みたいな試合でした。

The BIG GAMEでは"Expect unexpected"ってなもんで必ず何か妙なことがおこります。お互いのライバル心が高すぎるせいかどうかしりませんが、必ず馬鹿なプレーもあります。 

この試合1st Qで、StanfordがCALの奥深くまで進んだところで、4thDown 5かなんか。。。しょうがねえ。FGか、と思ったらスナップカウントをしているときにいきなりC○Lの選手がつっこんできてStanfordのラインをぽーんと飛び越しました。そのままボールがスナップされて、はい。5yard penalty。

うはははは。と思っていたら、次のプレー。QBがFakeブロック(のはずの)RB にボールを渡そうとしたら、RBは真面目に前を向いてブロックをしている。ボールはころころところがって、ターンオーバー。。。 

再放送を見てみたら、この後にHutchenson君がコーチにどなられてましたからきっとQBがプレーを間違えたのでしょう。 

C○Lが3回くらい続けてFalse Startを繰り返して後ろにどんどん進んだこともあったような。。

最後はMONTANAさんが詳細に書かれていたような胃が痛くなるような展開でした。

>> 同行したメンバーの方々をみてみると、

>> うっ、本場を知っている日本フットボールの脳ミソが、

>> Stanford に集まった感じですね

>> 観戦時の飛び交う会話を聞いてみたい気がします

私を除いては日本フットボールの脳味噌だったのですが、私はそのなかで一人ミーハーに騒ぎまくっていたのです。

今年から少しはがんばってプレーがわかるようになろう。と思ってまずはラインから。と思っていた心がけもどこへやら。隣で冷静に戦況を見つめるMONTANAさんと松本さんと対照的にぴょんぴょん騒ぎまくっていたのです。

例えば。。

(3rd DownでC○Lが長いパスを通し、1st Down)

私:「いかん!。わおーん」

MONTANAさん(冷静に)「StanfordのCB,29番ねらわれてますね」

(Stanford. Bookman君がLong Gain)

私:”Yes, GO!GO!GO!GO!”

松本さん(これまた冷静に)「C○Lのラインの××番、下手だなあ。。。」

ってな感じでございました。私もいつの日か皆様のような深い解析ができるように精進したいものです。。。

>>フィールドにいるガードマンや警官たちも「度が過ぎたら」止めに入る程度で、所詮は人数で勝てないと悟っている雰囲気が面白いです。

毎年のことですが、まあいろいろと両校やってくれます。Stafordのマスコットは「木」なのですが、何年か前のThe BIG GAMEでは、この木がC○Lの生徒に殴られて怪我をしたわけです。

今年は「木」は準備万端。C○Lの方に行くときはボクシングのグローブをしていました。また二人護衛がついていて。今年もC○Lの生徒が一人つっこんで来たのですが、見事返り討ちにしていました。

試合の後の「なだめ方」も輿さん、書かれていたとおり見事なものでした。Sense of Humorというのは日本語には訳しにくい言葉ですが、それを交えた大人のなだめかたで。。。

アナウンス:「たった今Police Departmentから連絡がはいりました。。

(一瞬緊張が走る。スタジアム内に入った学生は全員検挙とか?) 

駐車場でFree Drinkのサービスがある。。。ってのは冗談だよーん」

>>C○Lは金網を壊して、

>>フィールドに乱入して、しまいにはゴールポストを倒して、と凄い騒ぎ。 

今年勝ったチームのファンがゴールポストを折るってのは結構ありますが、負けた方のファンがゴールポストを折る、ってのは珍しいかもしれませんね。

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なにはともあれめでたく試合はStanfordの勝ちに終わりました。私がみたThe BIG GAMEはこれで3戦3勝。勝率100%です。どれもこれも胃が痛くなる試合でしたが。。 

試合のあと大混雑のStanford内を運転していれば、わざわざ窓をたたいて私の車のトランクが開いている、と教えてくれた女の子がいました。よくよく見れば彼女はC○Lのロゴのトレーナーを着ている。。。C○Lを憎んでファンを憎まず。妙な悟りをえた私に、みなさんとご一緒させていただいた中華の味は格別だったわけです。

G.Otsubo@This year is a great Year!

 

1996年11月24日

Final Score Stanford 42 - Cal "Weenie" Bears 21

ちゃーーん。ちゃーちゃーちゃちゃちゃーちゃーん。

ちゃーちゃーちゃーちゃちゃちゃちゃ Wao!(OK every body Jump!)

ってなもんで、"All right now"の途中。学生がみんなとびあがるところです。

いやー。めでたい。めでたい。天地の道理があるべき姿にあるのを見るのはうれしいことです。

-----今日の私------

今日は朝の5時半から、RealAudioでライブを聴いてました。

この際電話代も、Internetの接続代金も気にしない。

いきなりTurn OverでStanford好ポジション。でも結局FGの3点にとどまる。少しいやな予感がする。 

最初のStanford TD(10-0)がきまったところで、"Yes!"と言ってみるが、冷静に考えると、30男がまだ薄暗い部屋で、一人で布団のなかで、右手の拳を突き上げている姿というのはちょっと異様だな。。。と思い、「まだ先は長い」と朝御飯を食べに行く。

帰ってきてまたスコアを見る。17-7。。まずまずだな。。

3rd Qの頭にいきなり34-7になる。とは言ってもThe BIG GAMEの常で全然勝てる気がしない。

それから何故か攻めてるのはCALばかりになる。ついに34-21。。。

「これだからTHE BIG GAMEは気が抜けないんだ」

4th Q,StanfordがTD+2point を決める。42-21残り7:46。さすがにここまでくればいかなる奇跡もCAL "Weenie" Bearsを救うことはできないだろう。

というわけでめでたく"This year is a great year!"でございます。

PAC-10 #3の地位も確保し、Sun Bowl決定です。Oregon St.に負けてPAC-10の最下位争いをOregon St.とやるのか。。と考えていた頃から比べると夢のようです。 

そしてもっと大事なことにAxeは今年もStanfordに安置されることになりました。

G.Otsubo@We got the Axe! 

 

何故U.C.Berkeleyという名前をみると発狂するのですか?


注釈