題名:HappyDays-35-36章

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日付:1999/2/8


35章:3たびK島。そして3たび大混乱

 

さて話はすこし前後する。今日現在私は4つ合コンをかかえている。順番に説明していこう。

ひとつは延期になったアイコちゃん合コンである。双方が結構いそがしいのでこの話はとくにつながっていはいない。

二つ目の合コンは前述した合コンの前日に行われた職場での宴会がきっかけとなった。この宴会は基本的には職場の宴会なのであるが、なぜか見知らぬ女の子がふたり来ていた。職場の某氏が招待した、彼がネルトンで知り合った相手とその友達である。

なんといってもわが社の特徴は前途有望な独身男性がてんこもりである点である。某氏もそう思ったのかどうか知らないが、とにかく彼女たちを招待していたのである。最初この話をきいたとき、その女の子たちはなんて勇気があるんだと思って感動した。見知らぬ会社の宴会にいきなり飛び込みで参加しようというのである。

彼女たちは結構歳がいっているという話だったが、外観と少し話した感じからはとてもそうは思えなかった。そして彼女(二人いた丸顔と細面のほうの細面のほう)からは殺気が感じられた。相手をみつけるんだという強い意志である。

さてその宴会の間どういう話があったかはしらない。1次会で彼女たちはかえったが、宴会屋をでて挨拶したときに例によってしこたま飲んでいた私は彼女たちに挨拶していた。そしてどちらが言い出したかしらないが、また合コンやろうという話になったのである。最近恒例になっていることだが名刺に電話番号を書いて渡した。丸顔は自分の自宅の電話番号と名前をかいたカードを渡してくれた。

 

3日後、私は丸顔に電話をした。はっと気がついたら1時間半も話していた。彼女は非常にあけすけになんでも話した。対する私はまったく自分のことははなさない。1時間半話したあげく彼女の感想というのは「おもしろいけど無難なことしか言わない」であった。全く人の本質をよく視ている。

受話器をおいた瞬間、電話のベルがなった。でてみれば相手は細面である。私はいまちょうど丸顔と合コンの相談をしたことをつげた。彼女は「よろしくお願いします」と言った。そして私は人選になやむことになったのである。基本的にはこの合コンは平均年齢が30をこえることになるはずであった。おまけに別の機会に丸顔に電話をしたときに、「37くらいの女の人ですごくきれいでいい人なんだけど、面食いがひどくて相手がいない友達がいる。誰かいい人いませんか?」と言われた。こうなると私より一年先に入社してなおかつ修士卒業、いまだに独身のM氏に声をかけるしかない。最近ご無沙汰であるが、ここはひとつ巨匠においでを願うしかないだろう。彼はけっこうハンサムでもてるのであるが、持ち前のぶっきらぼうさが災いして、内面はいい人であるにもかかわらずいまひとつ女の子の縁がないのである。残りのメンバはIZとSTと少し酒乱が心配なKNKにした。計算するとこの合コンの平均年齢は32を越えると思われる。

 

三つ目の話はK島であった。いつだったか覚えていないが部屋の電話のベルがなった。でてみればK島である。そういえば2月に流れた宴会を4月まで延期とかいっていたなあと思っているうちに、彼女が言うには「トライアスロンにあやかろう」宴会をしたいというのである。

相手は4人。日にちは4月29日ということである。その日はとりあえず相手を探してみますということで電話をきった。

翌日会社に行った私はまずSTに声をかけた。そして彼の承諾をえると、彼についでに人集めを頼んだ。メンバはこの前の合コンと同じ自爆男、IZ,ST、私となった。STとのメールでの会話の最後の部分。

 

私:「返事が遅れてすまない。この前の再現だね。今度の相手はこの前のにくらべれば顔の方はどうかしらないが、性格は二重丸の女の子ばかりだよ。ではがんばりましょう。手配はしておきます。」

 

さてK島に電話したところ、彼女はつぎのようにいった。HRとトライアスロンの話は彼女たちの間に希望をもたらしたのだそうである。そして今度の合コンを首をながーしてまっているのだそうだ。わたしは

「あんまり首を長くしていると、我々と会ったときに首が縮んでしまって二度とでてこなくなるかもしれないから、半分くらいだした状態できてください。」と言った。

 

最後の一つは知り合いの知り合いからきた合コンの話である。知り合いの知り合いの知り合いが合コンをやりたくてしょうがないのだそうだ。例によって「私が手配しましょう」といった。この場合日時は少し離れるのである。知り合いの知り合いが日曜日しか暇ではない人なのである。したがって5月の最後の日曜日に行うこととした。

 

そうして会社でへらへらしながら誰をつれていこうかと考えている時に、YDが部屋に現れた。彼は「最近またはでに合コンをやっているそうじゃないですか」と言った。そこでふと考えた。この男にはいささか借りがある。そして年齢からいってもこの男を今度の知り合い二乗合コンにつれていくのは非常にまとを得た人選だと。というわけでYDに出席と人集めを依頼しようと固く心に誓ったのである。

さっそく翌日彼に依頼をした。彼は二つ返事で引き受けてくれた。

 

さてもうひとつややこしい話があった。先日の学歴大好き姉ちゃんからリターンマッチの依頼があったということである。寮でぼーっとしていたら誰かが部屋をノックする。でてみれば自爆男だ。なんと相手から電話がかかってきてリターンマッチを行うことになったそうである。ところがこれの日程が私と会わない。どうなるかはわからないが、正直なところああいう連中と合コンをやってもあまり楽しいとも思えない。従って私が執着していないよと自爆男につげた。

 

さて仕事ががたがたと進んでいるうちにK島合コンパート3が近づいてきた。

 

36章:卒業

 

というわけでなんだかんだと仕事に見切りをつけて連休になった。とはいっても私は殆どねているだけなのである。その日も午前中は完全に寝ていた。

夕方になって合コンにでかける時間となった。柔道の日本選手権をみていて、盛り上がったなあと思ったのもつかのま。決勝戦の前にでかけなくてはいけない時間となった。

 

へれへれと待ち合わせの場所にきてみればもちろん誰もいない。3分ほどいつもの強迫観念に悩まされたと、IZの姿をみつけて救われたような気分になった。というわけで強迫観念からは救われたもののあいかわらず他のメンバはこないのである。と思っているうちにお互いに挨拶している4人連れの女の子を見つけた。

これこれとみていれば3人はどこかでみたような顔である。私はたっていることもできなくなって地べたにすわりつつあった。女の子たちにむかって手をふったがK島はきがついていないようである。しかしパンスト1号がこちらに気がついた。私は立ち上がって挨拶をした。パンスト1号は「いつもユニークな格好で待ってますね」と言った。

 

そこから5分たってSTがきた。さらに5分たって自爆男がきた。まあこんなもんだろう。というわけで我々はへらへらと浪漫邸へ向かうこととなった。

休日であるということもてつだって浪漫邸の中はがらがらであった。奥の座席ですと言われて案内された座席につこうとした。私は幹事だから一番はじの席に座るとして、次の瞬間にパンスト1号が一番奥に行った。これはいいのだが、同時にM谷がパンスト1号の隣に座ってしまった。これで合コンの伝統である男女たがいちがいという配置はとれなくなった。そして我々は集団お見合状態ですわることになったのである。

というわけで決まったのが以下の座席である。とはいっても最初K島と自主廃業はいきなり待ち合わせ場所からここへ向かう途中で「買い物がある」とか言っていなくなったので最初の10分間は座っていなかった。

最初はきわめて我々は静かであった。なんだかわからないが、この相手は最初は静かなようである。という訳で沈黙に耐えきれなくなったIZが「この会合はどういう知り合いのつてなのですか」と聞いた。私は適当にごまかして話した。いつかの合コンの時にも書いたことだが、40ページ分の物語を話すわけにもいかない。

 

さていきなり消えたK島が返ってきてようやく宴会が始まった。最初はとにかく右と左の4人に分かれて話していた。というか最初から最後までそういうパターンだった。今回来た女の子たちは3人まで以前登場した女の子である。M谷だけは本文中でふれていないが、HRがトライアスロンと会ったときにカラオケに来ていた女の子である。

私の前に座っているのが自主廃業である。彼女は名前が示すとおり自主廃業した会社につとめているのである。彼女はのんびりした感じの女の子であり、おもいきりボケをかましていた。(もっとも内容についていは覚えていないが)

左側の4人が何をしていたか全く知らない。とはいっても自爆男と向かい合っているパンスト1号が異様に元気であったことだけは確かだ。こちらの会話も楽しかったが、K島が今一つ会話に参加していなかった。彼女は電話では異様に長くしゃべるのだが、なぜか合コンでは静かだ。

 

というわけで何も覚えていないので次にいってしまおう。結構な盛り上がりのうちに一次会は幕を下ろした。そこで2次会の相談となったのである。

女の子は全員Ready状態。男の子同志で相談をしたところ、IZが「からおけは苦手だ」と言ったので、別の場所に行こうとした。めざすのは12月18日合コンで行ったバーである。とはいっても私もIZも場所に関しては全くうろ覚えであった。

先頭をきってこれこれと歩いて行ったが、端まできてもまだ店はみつからない。頭をかきながら、「どーもすまんこって」と行って途中に目に入ったバーにはいった。ところがそこが本来の目的地であった。なるほど紆余曲折あったがなんとか目的は達したわけだ。

歩いている途中に男の子たちに感想をきいたが、彼らは一様に満足であった。IZは「こういうことを言ってはいけないと思うのだけど、みんな良い。」と言った。(これは彼の得意の台詞だ)しかし彼は次にこうつけ加えた。「いやこれではいけない。おまえだけが好きと言わなくては」彼にはちゃんと学習効果があるということだ。

さてそのバーの中での配置は以下のようであった。

昨今の合コンにしてはめずらしく席が完全に入れ違っているのである。ここでもM谷がパンスト1号の隣に座ろうとしたので、「互い違いにということで」とか何とか言って、互い違いに座らせた。一次会の集団見合い状態では「距離があって会話がつながらない」という批判もあり、今度こそ互い違いにしよう、と心に決めていたからである。

 さてこの2次会では私はパンスト1号と自主廃業としゃべっていた。自主廃業はおっとりしたのんびり型なので最近の体力の衰えた私とは話のペースがあうのである。パンストとは昔話をしていた。そういうしているうちにあとの5人は異様な盛り上がりをみせていた。まったく細かい事情はしらないがそこらへんを電話番号がとびかっていたようである。こういう前向きにがんばる青年の姿というのは幹事として一番喜ばしいものである。自爆男は次は焼き肉がどうのこうのと言っていたような気がする。

 パンスト1号からは「デパートに来る変人達」という話が聞けた。いろいろ頭のおかしいのが来るのだそうであるが、おそろしいのが女性ものの靴を買いにくるおかまなのだそうだ。それがどうみても無骨な感じの男なのだそうである。そういう人間の相手をするということは彼女たちにとってかなりきびしい仕事であるに違いない。○○庁の役人を相手にしているほうがまだましだということだ。

 

さて特に新しい話題もないのでここの記述もはしょってしまおう。なんだかんだの盛り上がりのうちにそこをでることにした。私とSTは、STの発案でからおけにいくことにした。自爆男はM谷を送っていくと言ってタクシーで消えた。あとのIZと女の子たちもおなじくどこかに消えた。STと話しながら歩いていたら、彼は女の子の電話番号をすべて所有していることが判明した。しかし彼は「これ自爆男にわたさなくちゃ」などと言っていた。自分で進んで次の機会をつくることなど全く頭にないという様子である。20分後に再び「この電話番号どうしよう。アドバイス」などと私に聞くので「As you wish」(勝手にすれば) と答えた。

そこから彼とカラオケにいって騒いだ。彼はこんなに飲んで楽しかったのは久しぶりだと言っていた。幹事冥利につきるコメントというやつである。みんなの幸せを祈りながら眠りについた。

 

もう私はこの系統は卒業だ。あとはみんなにまかせよう。会話の内容を全く覚えていないのも関心がない証拠だと思えばいいだろう。

 

翌日の晩、K島にお礼の電話をした。みんなちゃんと家に帰り着いたのだそうである。M谷を送っていった自爆男は送り狼にもならずちゃんと送ったのだそうだ。私は「あいつは基本的に人畜無害なので送り狼になるとは考えがたい」と言った。

彼女の口から2次会で男の子たちが電話番号を手に入れるまでの交渉の様子が語られた。最初IZは自主廃業の名前と電話番号をK島に聞きたがったらしい。そこから話が発展して彼は3人分の電話番号を手に入れたのだそうだ。もっともK島はM谷の電話番号だけは、断りなしに書いていいものかどうか迷ったらしい。ところがM谷はトイレから戻ってその電話番号の紙を見て、「なんであたしの電話番号が書いてないの?」と言ったそうである。(もっとも素面になったら彼女は「そんなこと言ったかしら」と言っていたそうだが)それを隣で見ていたSTは「いいなー」と言って。それでK島がSTにも電話番号を書いてやったそうである。そうまでして手に入れた電話番号をどうしたらいいか自分で判断できず、自爆男に渡すとは。。。。。

ちなみに2次会ではお互いに名刺が飛び交っていたらしい。K島は自爆男以外の名刺は総てもらったと言っていた。IZにいたっては自分のノートを破って名前と電話番号を書いてくばっていたそうである。

彼女はこうもいった。こういうふうに全員の電話番号をてにいれたとして、女の子全員に電話をかけるのはよくない。女の子の側はお互いに情報ネットワークでつながれているから、みんなに電話したことは一瞬のうちに知れ渡る。そうすれば女の子の側は「ああこの人はこういう人なのね」と構えてしまうと。 これは私は自爆男とIZに釘をさしておこうと言った。そして「次があったらいいですね」といったK島に対し、STはだめだけどきっと自爆男かIZが何かすると思うからよろしくね。と言った。M谷は「どの人も誠実そうで、だんなさんにするのにいいわね」と言ったそうである。そう確かに彼らは誠実であることは間違いない。どこかのカップルがうまくいくことを祈るとしようか。そうすれば私はまたたかる先が増えるわけである。

てれてれと考えた。多分男同士の衝突がない限り、少なくともM谷は何かしらうまくいくかもしれない。しかし男の子達が果たしてスマートにアプローチすることができるだろうか?何事も経験とはいうが。。。

 

さてその翌日私は一人で南区の小ホールに向かっていた。自主廃業がフルートのコンサートに出るというのである。昨日の一次会で彼女は私とSTにパンフレットを渡して、「暇だったらきてくださいね」と言ったのである。私は暇だったので「いきます」と答えた。STはなんだかごちょごちょ言っていた。帰りのタクシーで「帰省しなくちゃいけないから、コンサートに行けないってあやまっといてね」と言っていた。

さて会場についてみれば、なんだか手招きをしている3人連れがいる。K島、自主廃業、それにM谷であった。彼女たちに挨拶をして延々4時間の間フルートの演奏を聴いていた。

第一部が終わって休憩になったと思ってふと気がつけば、隣にどこかでみた男がいる。なんとSTである。なんでも実家の人たちに「今日こなくてもよい」といわれたとかいわれないとかで、コンサートにこれることになったのだそうである。

 

さてコンサートは無事終了し、自主廃業が我々を玄関まで見送ってくれた。あとに残された4人は「お食事でも」というわけで黒川のなんと屋に行って、ご飯をたべた。そのあと彼女たちは「喫茶店に行きたいと思っていた。」というので、ST号に二人詰め込んで、さっさとバイバイした。私はほっとした。

 

なんだか彼女たちといると疲れると思って原因を考えれば以下の通りである。彼女たちと会話して何かきめようと思うとおこることはだいたい以下の様である。

・私が何か質問をする。

・K島半歩さがりながら、「M谷ちゃんお先に」と言う。

・M谷一歩下がりながら、「K島ちゃんお先に」という。

・2番目と3番目の行動が少なくとも4回繰り返される。

・はっと気がつくと私から女の子二人は10歩程度遠ざかっていて、私はほほえんだままひとり取り残されている。

 以下同文である。奥ゆかしいのはいいことだが、こういう相手と話をしていると神経が疲れる。やはり彼女たちの相手は元気な他の連中にまかせることにしよう。私の偏った見解では彼女たちはお互いを気にしすぎる。食事中にM谷のほうを向いて話していれば、(単にM谷がしゃべっていたから彼女の方をみていただけだが)彼女は12秒毎に隣のK島の顔色をうかがっていた。美しいといえば言えるのだが、こちらとしてはなんとなくあほらしくなってしまう。

もうひとつ気になる点は、彼女たちと話していると、K島以外の女の子達は非常にK島をたてることだ。「ほらK島ちゃんといっしょに来たら」とか「K島ちゃんがスキーに行きたがっているからつれていってあげてね」とか。おれはあんたに話しているんだよ。K島にじゃない。

自分の足でちゃんと立とうとしろよ。Boys & Girls。「立て」とは言わねえよ。せめて「立とうと」してくれよ。

 

次の日夕方寮で飯を食べいて、前に誰か座ったと思えば自爆男である。「なにかしたか?」と聞いたら、まだ何もしてないと言う。なんということだ。彼が言うには「IZがしばらく時間をおいてから電話した方がいいと言った」そうである。私はこれは望みが無いのかもしれないと思い始めた。しかしどちらにしても連休明けまでなにもできないわけだ。

とにかく彼らの好みを聞いてみると、「1次会から2次会にむかう途中で、家の地理的関係から自爆男-M谷、IZ-パンスト1号という合意ができていた。でもIZは離れた席に座ってしまった。」のだそうだ。IZは「みんな良い」戦術がはたらかないことを知っていながら、2次会では自爆男との合意からいきなり矛先を変えてパンスト1号ではなく自主廃業の電話番号を聞こうとしている。そしてその情報はK島経由パンスト1号&自主廃業に伝わったと考えるのが適当だろう。これはいよいよ望み薄かもしれない。。。。とにかくM谷は良い娘だよと自爆男に宣伝しておいた。これは別に誇大広告でもなんでもない。次に彼は「どうして彼女たちはいままでたくさんあった合コンで誰にもひっかからなかったんでしょうね」と言った。これに対しての回答は慎重にしなくてはならない。「こちらの男の子達の好みが”可愛いいタイプ好み”だったからだ」と答えた。これはCに関する形容である。HNYとMTIについては相手に電話しまくった時点で望みはなかったわけだ。

 

自爆男主催の学歴大好きねえちゃんのリターンマッチは結局14日になった。メンバは自爆男、KB,TKEDとあとSTがなんだかわけのわからないことを言っているそうである。彼は最初に私主催の14日合コンに来るといいながら、「自爆男が気の毒だ」とどっちつかずの態度をとり続けているのである。頭にきた私は「どっちでもいいからさっさと決めろと」伝えてくれるように自爆男に頼んだ。

さてその晩部屋の電話が鳴った。出てみればK島である。なんとSTは、私と別れた後、K島とM谷を喫茶店に送って行くはずが、紆余曲折の論議の末、カラオケに一緒に行ったのだそうである。。。一応「フケツ」と言ったが、そんなにうらやましく思っている訳ではない。。。彼女の言葉によればとにかく女性側には好評だったようだ。自主廃業は「自分の家で男の子達呼んでパーテーしましょう」と言っていたそうだし、パンスト1号は「またお会いしたい」と言っていたそうだ。男の側が何かすれば一組ぐらいなんとかなると思うが。。。。。私にとってはどうでもよいことだ。彼女たち相手の神経戦には耐えられない。

 


注釈

トライアスロンにあやかろう:ここで言うトライアスロンとは何物であるか。あるいはK島とはこの前に何をやっているかはHappyDays11章参照のこと。本文に戻る

 

いつもユニークは格好で待ってますね:前回パンスト1号に会ったときはななちゃん人形の足下にスーツケースを椅子にして座り込んでいた。このときの様子についてはHappydays4章参照のこと。本文に戻る

 

構えてしまう:ちなみにK島の最初の合コンでもこういった電話番号交換大会があったのだが、某HNYは2人、某MTIも3人くらいに電話をかけまくって、たちまちのうちに構えられてしまったのだそうだ。K島の言葉によると「そういうことをされると女の子の友達同士が割れちゃう」のだそうだ。本文に戻る

 

彼女たち相手の神経戦:結局この次にK島と合コンをやるのは大分後になってからになる。HappyDays51章参照のこと。本文に戻る