Productの最近のブログ記事

みんなで決めようよ!

とういうわけでいきなり引用。内容は昨日のエントリーにも繋がっている。

これは日本の現状そのものだなーとおもうのは、あたらしいことを進めるときに担保として「過剰な保証」を要求することで、
みえないことや答えのないことに取り組むのが下手なのは、個人レベルでもじぶんで答えをつくる作業に慣れてないからだ。
日本は正解をえらぶ教育から答えをつくる教育にシフトしないと、世界でおきているゲームに参加できない。

via: 橋下市長に「ついてゆけない」ひとたち。 - 所長サンの哲学的投資生活 ( フィリピン攻略篇 )


みんなで決める。いい言葉だよね。しかしつまるところ日本の家電メーカーが不振を極めている理由もこれではなかろうか。

TV事業が焼け野原になりました。ではどこに解があるのでしょう?それを自分で作り出し、それに向かって努力する、なんて芸当はまず無理だ。それで売上が上がる、という計画はあるのかね?

結局のところ「みんなが納得できる(けど誰も信じていない)解」に落ち着く。やっぱり画質だよ!終戦間際には「誰も信じていないソ連を通じた和解案打診」になーんとなく望みを託すようなことをやっていた。日本の家電メーカーでもそうしたことが起こっているのではなかろうか。

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でもって「道なきところに道を切り開いた」Appleである。先日こんなグラフを見つけた。





時にわれわれは、何かの大きさに心から感服せざるを得ないことがある。


via: グラフで見るiPhoneとiPadの異常な売れ行き

特にiPhoneとiPadのグラフは「異常」である。しかもこの売上がほとんど一機種からなりたっていることを考えると畏敬の念を禁じえない。

もっと言えば、iPhoneの売上は去年の2倍になっているのだが、そこで売れているのは「iPhone4S」であり、去年の機種のマイナーチェンジ版であるということ。春モデルだ、夏モデルだと頻繁な機種開発を繰り返している日本の携帯電話メーカーには心底同情を禁じえない。

どうしてもAndroidを使いたい、というのであれば止めないが、Androidマーケットは捨て、Amazonのようにできないものか?つまりAndroidを本来の「OS」として利用するのだ。そしてiPhoneのように、2年に一度のメジャーバージョアップ、一度のマイナーチェンジでいいではないか。良いものであればそれでも売れる、ということをAppleが証明している。

これも「みんなで決めよう」だと「新モデルを出した直後の売上はこれだけ増加する。この増加分を捨てることはできない」でボツになるのだろうけど。

日本のTV製造の行く末

時々「ある種の製品」を持ち上げる必要性もしくは意思を強く感じる記事を見つけることがある。

しかし、実際に現場で取材をした感覚からすると、報道ほどに日本メーカーが沈んでいるという印象は持たなかった。日本のメーカーに米国のメディアや流通が興味を失っているという報道は、かなり偏ったものだと思う。

via: 【本田雅一のAVTrends】"日本のテレビメーカーはダメ"論は本当? -AV Watch

何度かこの記事を読み返してみたが、結局日本メーカーのどこが「良い」かがわからない。どうも

日本の電機メーカーがビジネスのスタイルを変えなければならない時期に来ていることは確かだが、優れた製品を生み出す力の関係が大きく変化しているとは思わなかった。むしろ画質に関しては以前よりも差が開いている。

via: 【本田雅一のAVTrends】"日本のテレビメーカーはダメ"論は本当? -AV Watch

要するに日本製TVの画質は韓国製のそれを引き離している。であるから生産量で負けても収益が真っ赤っかでも大丈夫だ、という論旨のようだ。

親愛なるソニーは

これから、さらなる液晶テレビの高画質化、4K2K、有機ELテレビ、それに未来のCrystal LED Display。高画質という切り口でいくつもの話題がある。事業環境は厳しいですが、高画質化持ちネタが今は豊富にありますから、我々は恵まれている。もう一度、テレビの原点である高画質に立ち返り、ハイエンドにユニークな製品を置き、それを徐々に低価格化していくという流れを作っていきます

via: 【本田雅一のAVTrends】"日本のテレビメーカーはダメ"論は本当? -AV Watch

ということでいくつものバズワード(自分たちに関係がある)を並べ「やっぱりTVは画質が一番!」と主張し

今後、テレビも4K2Kとなっていくでしょうし、何年か後には有機ELテレビもやってきます。ハードウェアだけを提供するだけでは、同じコンテンツを共有する他社との競争になり、利益を上げる前に安売りになる。それでは粗雑乱造にしかつながりません。かつてのテレビと同じ道を歩むのは、二度とやりたくない。

via: 【本田雅一のAVTrends】"日本のテレビメーカーはダメ"論は本当? -AV Watch

パナソニックは、「焼け野原」になった事は認めつつ別の方向を模索すると言ってはいる。

では再び浮上していくにはどうすればいいのか。そこにはまだ、明確な道筋は見えてないように思えるが、ひとつの方向としてインターネットを通じたコミュニケーションツールとして、もっとテレビを活用する流れに乗りたいという。

via: 【本田雅一のAVTrends】"日本のテレビメーカーはダメ"論は本当? -AV Watch

とはいえ、それが何かは多分分かっていないのだと思う。

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「画質が素晴らしい日本のTVは無敵!」という論に反駁するのは

「イノベーションのジレンマ」

の1フレーズだけで十分だ。専門家の目から見て画質がどうだろうと、今やTV売り場に並んだ画面だけをみてその画質を区別できる人間がたくさん存在するとは思えない。つまりTVの画質は既に消費者の要求をはるかに追い越してしまったのだ。

もちろん家電メーカーに勤務する人は優秀だからそんなことなど100も承知だと思う。問題は「組織」になるとその声が消えてしまうことだ。
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さて、ここで少し想像をたくましくしてみよう。この状況で「いや、日本のTV製造の未来は明るい!」という記事を書かざるをえない(あるいは書きたい)とする。どういった論旨の組み立て方があるだろうか?

1)TVの生命線は画質!日本メーカーの画質への取組みはこんなに先端的!
2)TVのハードだけ作ってもダメ。TVはプラットフォームでその上に載せるコンテンツで儲けるビジネスモデルの転換!日本メーカーはその分野で先駆けてる!

ぱっと思いつくのはこんなところか。

本田氏の不幸は、2社にインタビューしたはいいが、2社が両方共どちらかの選択肢をとってくれなかったことだ。本田氏自身は緩やかに1)を主張しているようだが、ソニーは1)といい、パナソニックは2)といった。結果としてわけがわからない記事となってしまった。嗚呼。
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Twitterを見ていると、どうもNHKのクローズアップ現代で同様の「問題」が取り上げられ、日本メーカーの将来に悲観的な報道があったようだ。しかしこの記事を引用し

"CESにおける日本メーカーのテレビと米国市場 // "何処かから指示が飛んできたかのように、国内マスコミが一斉に始めた日本製のテレビや自動車に対するネガティブ報道と韓国上げですが"

via: Twitter / @Fuwarin: "CESにおける日本メーカーのテレビと米国市場 ht ...

NHKが時々公共放送と思えない、「特定の立場に固執した報道」を行うことには同意するが、これがそれ故と断言できる神経にもうらやましさを感じる。

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でもって今日本のTVメーカーの内部では何が起こってるんだろうね。きっとみんな忙しく残業とか徹夜とかしてると思うのだけど。

ふーん。本当にヤル気なんだ。

日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの民放キー局5社と電通は、共同で推進するテレビ向けVODサービスの名称が「もっとTV(テレビ)」に決定したと発表した。4月2日にスタートする予定だ。







  • もっとTVのロゴ






 もっとTVは、地上波放送でのリアルタイム視聴を促進し、番組視聴時間を拡大することを目的に開始されるもの。民放キー局5社に加え、NHKの参加も検討中だ。


via: 民放キー局5社がテレビ向けVODサービス「もっとTV」スタートへ--NHK参加も - CNET Japan

アクトビラVer2というわけだが、そもそもなぜアクトビラが全く普及しなかったか、、考えているのでしょうね。紙の上では。しかしあれだねえ。多分誰も使っていないデータ放送とか、アクトビラ×2とか次から次へとよくもまあ同じようなことを繰り返しますねえ。

悪い管理の第1法則、悪いコンサルティングの第1法則

 うまくいかないことがあったら、もっとやれ。

via: ワインバーグの本を読む(11) - 検索迷子

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多分これは前に書いたと思うのだが、欧米の映画を見ていると「TVをつけっぱなしにしている家庭」というのが時々でてくる。そして「つけっぱなしのTV」というのは、まああまりよろしくない家庭の記号でもある。

これも前に書いたと思うのだが、製品やらサービスを作るときのスタンスには2種類ある。「自分で使いたいものを作る」場合と、「自分では絶対使わないが、使う馬鹿がいるものを作る」場合だ。前者にはiPhoneやiPadが該当し、後者にはマルチ商法とかソーシャルゲーム(笑)とかTVが該当する。

TV関係の人もたまには「自分で絶対使うからこのサービス作りましょう!」ということを考えてみたらどうかな?

というわけでいきなり動画。

ソニーが「新しいエンターテインメント」こと DOT SWITCH のティーザー動画を公開しました。とりあえずは続きに掲載した動画 (30秒) からごらんください。内容は Xperia らしきスマートフォンの画面に表示された大きな円 (dot?) スイッチを押すと、レコードプレーヤーやテレビが点き、紙吹雪が舞い、ロボットアームが動き出してフタを開けるとそこには...... といったもの。口上は、

世の中は、マルチディスプレイになってゆく。インタラクティブになってゆく。その楽しさを体験できるプラットフォーム。
あなたがスイッチを押すだけで、PCが、テレビが、世の中が変わっていく。
あなたとマルチスクリーンをつなぐ、新しいエンターテインメントが誕生します。

via: 動画:ソニー、「新エンターテインメント」DOT Switchを予告 -- Engadget Japanese

ふーん。これほどワクワクしない動画も珍しい。ぱーん、と飛び散る紙吹雪が寒々しい。

じゃあどうすればいいのか。

案1)物を一切隠し、人を描写する。そういえばPS3が出たときにも、PS3のスライドショーで「ををを」とか言っている人を写したCMがありましたねえ。。

「それ」が登場することによって人の生活が変わらないければ、そもそも発表する意味がない。

案2)Teaserなんだから、もっと「マルチスクリーンをつなぐ」ところを誇張して作るというものありかもしれん。ただそれだけ安っぽいSF映画になりかねんので(映画の世界では全てのコンピュータは既に繋がっていることになっている)難しいか。

結果はどうであれ、まだRolly のTeaserのほうが「ワクワク感」があったぞ。

Sony launches Rolly teaser campaign -- makes girls chicken dance

via: Sony launches Rolly teaser campaign -- makes girls chicken dance -- Engadget

今のソニーにワクワクする製品なんか期待していないから、せめてTeaserくらいは「おっ?」と思わせるようなものを作ってもらえないだろうか。

ということをふと思いついた。

iPhoneを提供する、ということはキャリアが「土管」になる、ということでもある。つまり通信回線を提供するだけでそれ以上のことは何もできなくなる。

しかしAndroidは違う。そもそもAndroidはOSであって、プラットフォームではない。素のAndroidは恐ろしくて使えたものではない。それ故キャリアが様々なサービスを提供する余地がある。

 同氏はユーザーがスマートフォンなどで自由に利用できるオープンインターネットを"大海原"とし、「『ユーザー任せ』では無責任ではないか」と課題を提示する。スマートフォンユーザーの65%がアプリのダウンロードをほとんど利用していないとする調査結果や、探しているアプリが見つからない、価格が高いといったユーザーの不満点を紹介した上で、「『オープンで制約のない世界』へのパスポート」というコピーで「auスマートパス」を紹介する。

via: KDDI田中社長、"新生au"のスマートパスポート構想を語る - ケータイ Watch

といさましく始まる構想だが、一番肝心な点はここにあるのではないかと思う。

「auスマートパス」向けの安心・安全な取り組みとしては、不正アプリ対策機能も搭載した「ウイルスバスター」が提供される。加えて、サービス品質やセキュリティチェックを行う「セキュア検証」、「auスマートパス」に関するあらゆる問い合わせに答えるサポートセンターも開設する。

via: KDDI田中社長、"新生au"のスマートパスポート構想を語る - ケータイ Watch

どこかAmazonくらい徹底的にAndroidをOSとしてだけ利用する会社はでてこないものだろうか?いずれにしてもAndoridのシェアは高まる一方。しかしそれだからといってiOS v.s. Androidがどうのこうの、というのは意味がない。

米Piper Jaffray社のジーン・マンスターの試算によると、Apple社のApp Storeはアプリ市場の全売上の85~90%を占めている。2011年だけを見ると、App Storeが34億ドルの売り上げを開発者にもたらしたのに対し、Android Marketは2億4000万ドルにとどまっている。

via: アプリ売り上げ「iOSはAndroidの6倍」、その理由 « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム

Androidがでたとき「PCでも同じことが起こった。だから、Androidが勝つだろう」という短絡的な「専門家」の意見をたくさん目にした。世の中はもう少し複雑なようだ。

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さて、一方私が偏愛するiPhoneである。(もってはいないけどね)昨日ふと気がついたことだが、iPhoneは基本的に一種類しかいない。それで、女子高生から、主婦から私と同じ年の疲れた男性までみんなが使っている。これは驚くべきことではないだろうか。

ターゲットユーザを明確にして、それに合ったモノづくりを、とはよく聞く話だ。「F1層がどうの」とか得意げにしゃべる人間もよく目にする。

しかしiPhoneはたった一種類、2色でそれら全てのユーザに対応しているのだ。

もちろんカスタマイズの余地はある。大きな耳のついたラバーケースを複数見かけたときは驚愕した。各メーカーが血が出るほどの努力をして小型化をしているのはなんのためなのだ。しかし元は一種類。

親愛なるDocomoのサイトを覗いてみよう。

すぐ楽しめる女子力UP間違いなしのお役立ちアプリ&コンテンツが満載!

手書きダイアリー

手書きダイアリーのイメージ画像


デジタルスケジュール帳の便利さとアナログ手帳の可愛さを兼ねたオリジナルダイアリーをプリインストール。自分らしく可愛くカスタマイズできるので、女子力UP間違いなしです。


via: docomo with series ARROWS Kiss F-03D : 特長 | 製品 | NTTドコモ

別にdocomoが悪いというつもりはない(本当は少しあるけれど)普通はこうだ、と言いたいのだ。Appleが異常なのだ。よく使われる図だけど再掲しておく。

誰でもAppleのほうが正しいことはわかる。量産効果もでるし、価格も下げられる。
しかしこれを可能にしている「デザイン」「仕様設計」の力には驚嘆させられる。

批評することと実際に行うこと

批評することと、実際に行うことは全く別の事象であり、両者にはほとんど相関関係はない。

この事実を私たちはあまりにもしばしば忘れてしまう。元カーネギー・メロン大学の教授、ランディ・パウシュは最終講義でこう言った。

Syl said, it took me a long time but I've finally figured it out. When it comes to men that are romantically interested in you, it's really simple. Just ignore everything they say and only pay attention to what they do

Sylは言った。ずいぶん時間がかかったけど、とうとうわかったの。男性があなたに気があるそぶりを見せた場合、「言う事」は全て無視して、彼が「何をするか」だけに気をつけなさい。

これも「言う事」(つまり批評すること)と実際の行動の間には何の関係もないことを示している一例と、、いえんことはないか。


さて、先日こんな文章を目にした。

今、日本の家電メーカーに一番必要なものは、「どんなライフスタイルを人々に提供したいか」というビジョンとパッション(=熱い思い)だと思う。どのOSを使うのかとか、何メガピクセルのカメラを搭載するとかは、何らかの目的を達成するための「道具」に過ぎない。そして、売り上げとか利益とかマーケットシェアは「結果」にしか過ぎない。

「はっきりとした目的意識を持った、魂のこもったもの作り」が必要とされているのだ。

via: Life is beautiful: 今、日本の家電メーカーに一番必要なもの

この主張には全面的に賛成する。問題はこれが「批評家」としての言葉であり、この文章を書いた人が実際に「行っている」ことと全然関連性がないことだ。では具体例を観よう。

Instagramとコンセプトは似ていたが、「魂のこもりかた」が天と地ほどの差異があったPhotoshareというサービスを誰か覚えているだろうか?前掲のように「魂がこもった物作り」を主張している中島氏が自ら作り、リリースしたサービスである。ではそのサービスがどのような評価を得ているか。



Instagramよりずっと前から、世界で沢山の人に愛され続けているんだから、放置しないでちゃんとバージョンアップして欲しい。マジで!


Version 1.21 - 14-Jul-2011


色々な不具合があります。
早急にアップデートお願いします。
私は、貴社様を信じています。
お願いします。


Version 1.21 - 05-May-2011


画像が全く見えない。これで、どうshareしろと言うのか?
長く使ってただけに残念だ。同じ会社のアプリはもう使わないだろう。
原発の対応の遅さをどうこう書いてるよりもすることがあるのでは?

via: Big Canvas PhotoShare reviews -- AppComments.com

批評家としての中島氏に期待する気持ちは理解できないでもないが、「実行家」としての中島氏に今だ幻想を抱いている人が多いのには正直驚く。

サービスを継続する気がないのなら、素直に「すいません」とサービスを閉じるぐらいのことができないものかねえ。それすらもやらない人の話しを聴くために今だ多くの人が集まろうとしているようだ。

幻がなければ民は堕落する

とは聖書の言葉だ。考えてみれば世界中にあまた存在する「神様」も何もしてくれないけど、代理人を通じて「批評」「お布施の収集」だけはしてくれる存在だったな。

電機メーカー=帝国陸軍

こういう短絡的な批判は好みではないのだが、これを見ているとそうも言いたくなる。

有機EL搭載のタブレット端末は画質が良く、薄くて軽いのが特長で、実際に発売する際には、重さ350グラム以下、厚さ8ミリ以下を目指す。ほかに液晶画面の13.3型、5.1型の試作機も公表。発売中の10.1型と合わせて品ぞろえを増やす。担当者は「タブレット市場がどの方向に発展しても良いように商品の幅を広げる」と狙いを語った。

via: asahi.com(朝日新聞社):東芝、年内にも有機ELタブレット 350グラム目標 - ビジネス・経済

いや、、、あの、、「タブレットという製品が最適な使い方はこれだ!」というのはないんですか?使い方はどこかが発明しくれるんですか。東芝はどこかの製造下請けで食べていけると思っているんですか?

それでは、なぜこの記事を読んでいるのだろうか?まずは、結果が出ていないという事実を受け入れよう。そして、結果が出ていないのはプロセスを間違えているからだ。

当然のことだが、プロセスが正しければ結果は出るし間違っていれば結果は出ない。もし、今、望むだけの結果が出ていないとすれば、なぜ、プロセスを変えないのだろうか?

via: ビジネスを失敗にみちびく残酷な3つの真実〜誰も教えてくれないホントの話〜 | バズ部|ソーシャルマーケティング

ということは、東芝は今結構もうかっており、それでいいと思っているのかもしれないなあ。
あるいはこの記事が「書かれる」ということは、殆どの人は「プロセスが間違っていることを認められない」からかもしれない。

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3年9ヶ月に及ぶ太平洋戦争において、帝国陸軍は最初の半年だけ勝利してあとの3年は負け続けだった。(中国での局所的な勝利を除く)

興味深いのは、その3年間の間になんら戦術や戦略に変化がなかったことである。それについては、別文章に書いているがこの東芝の「戦略」を見るとき、帝国陸軍の伝統は脈々と受け継がれているのではないか、と思わざるをえない。

そして親愛なるソニーの「ユーザ体験」も相変わらずのようだ。

あと、これはセットアップ終了後、つまりすべてのユーザーが、いつも見る画面なのですが、ロゴ表示のあとの「ご注意:取扱説明書に書かれている健康と安全についての注意事項をよく読んで‥‥」の表示は、必要なのでしょうか。PSVitaは人間に害悪を与える機器であるかのようです。

百歩譲って、どうしてもこの類の警告文が必要だとしたら、黒背景に白文字、しかも起動時ではなく、ウェルカムメッセージの後に、さりげなく言うような演出にならないものなのか。

米国、訴訟社会で生まれたあのWindowsでさえ「ようこそ」と言ってくれるのに、エンタテインメント機のPSVitaの「ご注意」は、いかにも無粋です。

via: PSVita、買っていい人、買ってはいけない人・・平林久和「ゲームの未来を語る」第27回 / GameBusiness.jp

去年ソニーの「中の人」と話す機会が何度かあった。話しているうちに、彼らはこうした問題を認識できる程優秀だが、それを治すことはできないのだな、と思った。(何故かとは問わないでね。感じだから)

あと最後に一点。

13.3型ディスプレーのVAIOプロトタイプ。画面を閉じるとフルフラットになる設計で、既存のVAIO SBを継承したものか

via: ASCII.jp:新Xperiaに薄型VAIOノート 盛りだくさんのソニーブース|International CES 2012特集

どうみてもMac Book Airです。本当にありがとうございました。というかこれじゃソーテックのこれと同じじゃないか。

eone
【e-oneとiMac(正面)】
eone
【e-oneとiMac(横)】

via: アップル、iMacのデザイン模倣でソーテックを提訴。ソーテックは抗戦の構え

かなわなくてもいいから、せめて「意地」でも見せてもらえないものだろうか。

デザインを重視するのだ

さて、松下幸之助が

「これからはデザインや」

といってから、かれこれ60年以上である。なのに私はこの言葉を少し「意外」の念とともに読んでいる。

3. 圧倒的にデザインを良くする

はてなのデザインを圧倒的に良くしていきたいと思っています。
今日本のインターネット業界は、エンジニアの争奪戦が熾烈を極めています。そんな中、なぜデザインなのか。
デザインがこれからとても重要になると思います。

今まではてなのサービスは、どちらかというと各サービスがバラバラに個別最適を繰り返してきました。機能は多ければ多いほど良いのだ、という価値観で新しい機能を加えてきました。エンジニアがシステムを開発し、デザインは後からくっつけるものでした。

しかし、人が接するのはデザインです。多くの人に接してもらうサービスにするために、デザインに真剣に取り組みたいと思います。誰もが「分かる」ように、シンプルなデザインを実現していく必要があります。

via: 2012年に向けて - jkondo's blog

この世の春を謳歌しているソーシャルゲームのおかげで、エンジニアの争奪戦が熾烈を極めているのだそうな。しかし確かに

「デザイナーの争奪戦が熾烈を極めている」

という話は聞かない。あれほどAppleの成功を目の当たりにしながらもだ。

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かつてデンソーの副社長に

「君はHow to makeの話をしている。What to makeを考えなくてはダメだ」

と繰り返し言われた。不思議なことに私はWhat to makeの話をしているつもりだったのだが、彼の理解は得られなかったようだ。では彼が言うところの「What to make」は何なのかを理解しようとずいぶん努力したが、諦めた。私には知恵が足りないのだと思う。

さて、というわけで「どうやってつくるか」よりもそもそも「何をつくるのか」が重要なこの頃である。前者だけがあって、後者がすっぱり抜け落ちた製品をよいしょしようと努力した跡の見えるメディア記事は多い。(例えばこれとか)

ソニーが作るAndroidタブレットはやはり普通じゃない。2画面折りたたみボディの"Sony Tablet"Pシリーズを開発者に分解してもらい、こだわりが詰まった内部構造に迫った。

via: 完全分解×開発秘話:常識破りの2画面タブレット「Sony Tablet P」を丸裸にする (1/4) - ITmedia +D PC USER

私が以前勤務していたUIE Japanにはデザイナーがいた。彼がいるのといないのとでどれほど商売の上で大きな差が出たかは、おそらく想像がつかないほどだと思う。彼がいるおかげで、UIE Japanは「小規模SI屋」ではなく「おもてなしを提案する企業」と主張しえたのである。(実態はまた別の話だが)

かくの通り、「デザイン」の重要性を示す事実には事欠かないのだが、未だに優秀なデザイナーの争奪戦が起こっている、という話は聞かない(多分起こってはいるのだろうが)

そもそも「デザイン」という言葉が悪いのではなかろうか。色使いがどうとか、絵を綺麗に書くとかそんなことを連想する人はおそらく多かろう。

この状況を改善するにはどうしたらいいだろうか?今考えているのは二つ。

1.デザインによりふさわしい言葉を当てる
2.「絵が書けない人」がデザイナーを名乗る。

まず1.だがここ数日「仕様設計」ではいかんのか、と考えていた。しかしどうも仕様設計というと、くだらない仕様書と結びついてしまうようだ。SI屋の概念では

「お客様から徹底的にヒアリングを行い..」

とかになってしまうのだろうな。


要件定義書は、顧客の要望をまとめたものです。ヒアリングをしながら開発側が作っていってあげるケースが多いですが、顧客が作る場合もあります。乱暴な言い方をすれば、できるかできないかはおいといて、とにかく顧客の「こうしてほしい、こういうのがほしい」をまとめたものです。

仕様書は、要件定義書に基づいて(他の情報や調査結果も使いますが)システムがどういう稼動環境下でどのような機能を具備するかを定義したものです。費用や時間、背反する要件などを詰めていって、結局、「こういうのを作ります」をまとめたものです。


via: 仕様書?設計書?要件定義書? | OKWave

というわけでやはり新語を作らなければならんだろう。では何だ、と言われると言葉に詰まるが「設計」という言葉が入っているべきではないかと思う。

というわけで2.も結構いいのでは、と思っている今日この頃だ。デッサンできないし、もちろん絵はかけません。でもデザイナーです、という人が増えると、少しはデザインという言葉に対する概念が変化するのではなかろうか。

受賞の価値

こんな記事を見つけた。

選考委員からの投票により選出された、2011年を代表するスマートフォンは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのAndroid搭載スマートフォン「Xperia acro SO-02C/IS11S」だ。

via: スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2011:2011年を代表するスマートフォン、発表! (1/2) - ITmedia +D モバイル


こうした「審査員が選ぶ賞」というものは、基本的に私にとって縁遠いものだった。過去形で書いているのは、40すぎてぽつぽつそうしたものをもらうようになったからだ。

しかしそれはここ数年のこと。それまでの40年間で「賞がいかに無意味なものか」に関して確固たる理論を自分のなかで確立した。

この記事に掲載されている「専門家達の言葉」を読むと思わず微笑んでしまう。

今年最大のトピックスはやはり、Androidの大躍進。国内において牽引役となったのはいわゆる"ガラスマ機能"を搭載し、フィーチャーフォンからの乗り替えやすさに配慮した端末群です。

via: スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2011:2011年を代表するスマートフォン、発表! (2/2) - ITmedia +D モバイル

ガラスマバンザイ!といことなのだが、どこの世界の話だと思ってしまう。

この事象は本当に起きるのだろうか。試しに、WiMAXとテザリングをオンにして、auのラジオアプリ「LISMO WAVE」を起動しながら充電を続けてみた。バッテリー残量の確認にはBattery Mixアプリ、充電器はau純正のものを使用した。すると、本体が熱くなり、これ以上充電できない旨のアラートが通知バーに現れ、充電が停止した。

via: 「故障ではない」:「ARROWS Z ISW11F」、本体発熱時に充電や一部機能が停止する事象発生 - ITmedia +D モバイル

iPhone 4Sの登場で、携帯販売ランキングがかつてない光景になっている。上位6モデルにはソフトバンクとKDDIのiPhone 4Sがズラリ。どちらのiPhoneが首位を獲得したのかも含め、チェックしていこう。

via: 携帯販売ランキング(10月10日~10月16日):iPhone販売合戦、開幕 海外勢モデルで埋まるトップ10 (1/4) - ITmedia +D モバイル

しかしこれが「専門家」というものなのだろう。コメントを読んでいって、唯一読む価値があると思ったのは神尾氏のものだ。しかしずらりと他の専門家を並べ「総合得点」をとれば、Xperiaがベストになる。いや、すばらしい。

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と他人の言葉をあれこれしても意味がないので、私が考える今年の「携帯情報端末関連トピック」を列挙しよう。

1.災害時の携帯情報端末の役にたたなさ:もっと正確にいえば、IPは役にたたん。震災時使い物になったのは、公衆電話とワンセグだった。この事実には深い意味があると思うのだが、みんな喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのだろうな。

2.Androidの分断化、セキュリティリスクの顕在化:従来から言われてきたことだが、この一年でそれが明らかになってきたと思う。このふたつの問題は密接に関連しており、分断化故、端末ごとにアップデートのサイクルが異なる。おまけにそもそもメーカーにはアップデートを行う理由がない。ディメリットは明白だが。

スペック上はAndroid 4.0へのバージョンアップは可能といえる。木戸氏も「バージョンアップは積極的にやりたい」と話す。「なかなか言えない事情もある」ためこの場では明言を避けたが、「社内ではバージョンアップありきで検討している」とのことなので期待したい。ただ、バージョンアップは1機種開発するのと同じくらい時間がかかるといい、簡単ではないことを理解してほしいとした。

via: ITmedia読者×シャープ開発陣:王道路線で目指すは"究極のスマートフォン"――座談会で見えた SH-01Dの全貌 (3/3) - ITmedia +D モバイル

しかし古いOS上の脆弱性はそのままだ。Googleはひたすら前に進んでいるが、こうした問題には全く知らんぷりである。

また「自由なAndroid」はマルウェアが闊歩する世界である。無料ゲームをインストールしたとして、それが何をやっているかは誰にも分からない。DocomoがAndroid端末向けに無料ウィルス対策サービスを提供しているのは理由のないことではない。


3.AndroidのOSとしての普及とWindows Phoneの予想以下の不振

などと私が言ったところで、Android搭載携帯電話の数は増える一方だ。今やOSとしてのシェアはiOSを圧倒している。ほとんどの人はセキュリティがどうとかいっても気にしないのだろう。仮に気にしたとして、Docomo大好き、という人には何か選択肢はあるのだろうか?

Windows Phoneがとっているモデルはかなり興味深いと思う。ハードウェアに強力な制限をかけている意味についてAndroidを礼賛している人は考えたことがあるのだろうか?

「閉鎖的」なiOSと「自由な」Androidの中間にある存在として、WIndows Phoneの存在は面白いと思う。実際に触った人に聞くとなかなか評判もよい。しかし現実的には存在しないも同然だ。これは予想以下の不振だった。

国内では単に対応機種がないだけ、なのだが米国でも不振が続いている。NokiaがWindowsPhoneにコミットすることで、この図式に変化が生じるのか、あるいはNokiaがWindows Phoneと同じ運命をたどるのはかまだわからない。

4.スマホのキャズム超え

私の姪たちがスマホに乗り換えたのには驚いた。2010年に、2012年スタートのあるサービスの仕事をしたことがある。お客様は「スマホはちょっと違うだろう。ガラケーが主体」とガラケー向けデザインを一生懸命つくっていた。iPhone原理主義者の私はちょっと首をかしげながらも、そういうものかと思っていた。

それから一年経ってみると、そのサービスからは「ガラケー」の陰も形もなくなり、スマホ前提になっている。これほど急速にスマホへのシフトが進むと誰が予想できただろう。

5.日本メーカーの沈没

思えばiPhoneが初期の成功を収めたときに「こんなものすぐに同じものができる」「Appleはブランドイメージで売れているだけ」と言っているころが最後の花だったのだ。
当時は「日本メーカーの製造技術はすごいが、ブランドイメージ作りがヘタ」とか大真面目に論じられていた。今年になってから明らかになったことは、それが大嘘だったということだ。

富士通東芝モバイルコミュニケーションズの輝かしい経歴(2011年)


2/10 世界初、メールのできないスマートフォン風情弱発見器REGZA Phone IS04を発売

10/19 世界初、充電のできないタブレット風石板Arrows Tab LTE F-01Dを発売

11/18 世界初、通信通話のできないスマートフォンT-01Dを発売したと思ったら同日に発売中止

12/17 世界初、カクカクタッチパネル(R)を搭載したスマートフォンArrows Z ISW11Fを発売 キャッチコピーは「デュアルコアなのにカックカク」

via: ふぇー速 : 【不具合満載】国産超ハイスペック端末「ARROWS Z」がマジ産廃だった件について

Docomoの宣伝を見る限り、ガラスマは日本人女性向け「カワイイ」をうりにするつもりのようだが、そうした割り切り方が必然と思える。もはや同じ土俵で勝負することはできない、としか思えない。

6.携帯情報端末のゲーム機化

言いたいことは「ハードだけつくっても商売になりません。ハードはコンテンツを運ぶプラットフォームとしての役割しかありません」ということが明白になったということ。
前にも書いたがそんなことは40年前から分かっていたのだ。


つい数十年前まで、日本の製造業においては、デザインなどというものは、ほとんどかえりみられなかった。品質がよければ見かけはどうでもいい、ちおう考え方であった。ところが現在では、その品質ということばの内容が変化しつつある。その製品に付加された情報的価値こそが品質となりつつあるのである。工業の時代においては、ものが動き、それに情報がのっていた。ものが情報を動かしていたのである。いまやそれとはちがった様相を呈し始めている。うごくのは情報である。ものはそれにひきずられている。需要は情報にあり、ものそれ自体は、情報をのせる台にすぎないとさえいえるであろう。

情報の文明学p231 1971-1988

via: ごんざれふ

タブレット端末で、唯一iPadに挑めるのはKindle Fire。他の凡百の端末は存在しないも同然である。

7.依然として見えないAppleの次の一手

私の貧弱な想像力では、Appleが次のiPhoneをどうするつもりなのか予想できない。ここ数年は新しい方向性を小さく打ち出し、その結果をフィードバックしているようだ。Siriは話題になったが、それが新しい方向性なのか、話題で終わるのかはまだわからない。「次のハードウェア」についても同様だ。

ハードウェアについては来年のどこかで明らかにされるとは思うが。

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これだけ好き放題書いておいていうのはなんだが、今年は携帯電話を持たない幸せな一年であった。会社から貸与されていたiPhone4を初期化して箱に収めたときの開放感は未だに忘れられない。

家に帰れば、奥様はメールの着信音がなるたび席をたって手のひらを覗き込んでいる。もちろん意見はしないが、ああいうことはしたくないな、と思う。それが「贅沢」であることは分かっているのだが。

ある「新システム」の誕生について

先日こんな記事を見つけた。

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、施設検索や音楽再生などのスマートフォン用のアプリケーションを、スマートフォンの操作感を維持しつつ、車内で安全に据置型カーナビゲーションシステム(以下カーナビ)のディスプレイ上で操作できるようにした車載連携情報サービス「ARPEGGiO(アルペジオ)」を開発しました。本サービスは、近年、スマートフォンユーザーが急速に増えている中、ドライブ中に、安全性を損なうことなくスマートフォンの利便性を享受することを狙いとしています。

via: デンソー、カーナビ画面でスマートフォンを操作する情報サービスを開発 ~車室内でスマートフォンアプリケーションの安全な利用を実現~|デンソー

自信をもっていえるが、私ほどこのニュースに複雑な感慨を抱いた人はいないだろう。

調べればすぐわかることなので、自分で書くが私は以前デンソーの研究開発子会社-デンソーアイティーラボラトリーに勤務していた。その会社の使命は

ITを活用して豊かなカーライフを実現する

である。そうか。IT+自動車。わくわくするではないか。私はいろいろな提案を出したし研究・開発もした。でもって報告書を書くと

「君の報告書は書き方がなっていない」

と説教をくらうわけだ。言われた通り書きなおす。内容が無茶苦茶になる(というか上司が理解できる内容にする)のも厭わずとりあえずハンコを押してもらえるように書く。研究企画書に「理由付けがなってない」とダメ出しを食らう。理解してもらえるレベルに変更して書きなおす。そんなことを何年も繰り返していた。

さて、冒頭引用した新プラットフォームである。ドライブ中に安全にスマートフォンの利便性を享受する。すばらしいではないか。私が以前勤務していた会社の理念にぴったりではないか。

不思議なのは、デンソーアイティーラボラトリーのサイトにはこれに関する情報が何もなく、私がその次に勤めた会社のサイトにこのようなリリースがでていることだ。

この度ARPEGGiOの標準プラットフォームとして採用された「UIEngine」は、プラットフォームに依存しない軽量なクライアント、サーバ・クライアント技術によるインタラクティブなGUI、高い拡張性と移植性を備えたソフトウェアソリューションであり、ARPEGGiOのあらゆる端末への導入を強力にサポートします。

合わせてUIEジャパンは、ARPEGGiOの開発においてUXコンサルティングサービスを提供し、スマートフォン、カーナビそれぞれの利用シーンを想定した最適のユーザー・エクスペリエンスの設計を行いました。

via: UIEジャパンのソフトウェアソリューション「UIEngine for Automotive」がデンソーの車載連携情報サービス「ARPEGGiO」に採用|株式会社UIEジャパン

私がこの会社を退職してからほぼ1年になるので、このあたりの事情はわからない。私が知らないだけで、この新プラットフォームには、デンソーアイティーラボラトリーが開発したスーパーテクノロジーがたくさん盛り込まれているに違いないと確信してはいる。(ちなみに全部UJMLで書いてくださいね)しかしなんとなく以前読んだこんな記事を思い出した。

あのね、ま、言いづらい話なんですけど、
世の中には「頭のいい人になりたい人」というのが
すごくたくさんいてね、多くの場合、
その人たちが迷惑をかけるんですよ。
なぜかというと、頭のいい人になりたい人たちは、
すごく頭のいいことを考えて、
みんながそれに従えば
世の中がよくなると思ってるんです。
で、法律や、決まりや、
マニュアルをたくさんつくる。
それに従えば幸せがやってくると思って。
「1、こうするといいぞ」とか、書くんです。
でも、みんなは、頭のいい人の思惑を外れて、
「えっと、4番はなんでしたっけ?」とか、
「俺、じつは読んでないんですよ」とか、
「まぁ、いいじゃないですか」とか言うわけです。
そうすると、頭のいい人になりたい人たちは、
「どうして大衆ってバカなんだろう」って
もう、涙を流しながら思うんです。
「だから戦争が起こるんだ」とか言うんです。
でもね、彼らが言うようなことが、
世の中を変えたことは一度もないんですよ。
まあ、変える手伝いくらいにはなるにしても、
本当になにかを変えるようなものっていうのは、
「こっちのほうが美味しかったぞ」とか、
「つかってみたら便利で、もう戻れないや」とか、
そういう「事実が先に突っ走ったこと」ばかりで、
決まりやルールは、あとからできるんです。

via: 宮本茂さん、『Wii Fit』などを語る。